富谷市の太陽光・蓄電池の補助金、第2期の申請は2027年1月6日〜20日です|対象は「10月1日〜12月31日に設置した分」。年末の工事で「設置した日」がずれると、令和8年度の対象から外れます【2026年版】

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先に結論
- 富谷市の第2期は、2027年1月6日(水)〜1月20日(水)に申請を受け付けます。
- 対象は2026年10月1日〜12月31日に設置した設備で、太陽光+蓄電池の同時設置で4万円、蓄電池だけなら3万円、エネファームは3万円です。
- 太陽光の「設置した日」は電力受給開始日、蓄電池・エネファームは保証書・領収書の引き渡し日です。
- 2027年1月以降に設置(電力需給契約を締結)した設備は、令和8年度の補助の対象外です。
2026年10月14日、富谷市の「令和8年度富谷市太陽光発電等設置支援補助金」は、第1期の受付を終えました。
ただ、この補助金は年に2回、窓が開きます。次の第2期は2027年1月6日からで、対象になるのは「2026年10月1日から12月31日までに設置した設備」です。いままさに年末の工事を控えている方が、ちょうど当てはまります。
この記事は、富谷市が公開している補助金のページ(2026年6月19日更新)と「申請の手引き」に書かれていることだけで、第2期の日程と対象、補助額、書類、年末の工事で注意することを整理したものです。宮城県内の市町村の一覧は宮城県の市町村別の補助金にあります。

▲図解:第2期は「10〜12月に設置した分」を「1月6日〜20日」に申請する。1月以降の設置は対象外
第1期は終わりました。第2期の日程と対象の期間
富谷市の補助金は、受付期間が2つに分かれています。それぞれに「対象になる設置期間」が決まっています。
| 期 | 申請の受付期間 | 対象になる設置期間 |
|---|---|---|
| 第1期(終了) | 2026年7月15日(水)〜10月14日(水) | 2026年4月1日〜9月30日 |
| 第2期 | 2027年1月6日(水)〜1月20日(水) | 2026年10月1日〜12月31日 |
出典:富谷市「令和8年度富谷市太陽光発電等設置支援補助金」申請の手引き
受付は2週間だけです。そして手引きには、こう書かれています。
令和9年1月以降に設置(電力需給契約を締結)した設備は、令和8年度補助の対象外です。
つまり、第2期は「10月から12月の3か月に設置した人」のための窓です。1月に設置した人は、令和8年度の制度では申請できません。令和9年度の制度がどうなるかは、この記事を書いている時点では公表されていません。
第1期に間に合わなかった方へ
- 手引きのQ&Aでは「原則として、設置期間に対応する期での申請」としています。
- ただし「予算の執行状況により第2期で調整を行う場合がある」ので、市のホームページを確認するよう案内しています。
- 4〜9月に設置して第1期に出しそびれた方は、市の企画政策課に先に問い合わせてください。
補助額と、対象になる設備・ならない設備
補助額は定額です。設備ごとに「設置した日」の数え方が違うので、あわせて載せます。
| 対象設備 | 補助額 | 「設置した日」の定義 | 条件 |
|---|---|---|---|
| 住宅用太陽光発電システム | 1件あたり4万円 | 電力需給契約による電力受給開始日 | 定置用蓄電池と同時に設置したものに限る。電力会社と電力需給契約を結んでいること |
| 定置用蓄電池(蓄電池のみの設置) | 1件あたり3万円 | 保証書・領収書等に記載の引き渡し日 | 太陽光発電システムと接続しているもの。容量1kWh以上 |
| 家庭用燃料電池(エネファーム) | 1件あたり3万円 | 保証書・領収書等に記載の引き渡し日 | 燃料電池普及促進協会に登録された機器、または同等の性能の機器 |
出典:富谷市 申請の手引き「1.補助対象」
手引きでは、太陽光と同時に設置する蓄電池について「1kWh以上10kWh未満」という容量の範囲も書かれています。見積書の蓄電池の容量が、この範囲に入っているかを見ておいてください。
対象にならないもの
手引きとQ&Aに、はっきり「対象外」と書かれているものを並べます。
- 太陽光パネルのみの設置(蓄電池と同時でないと、太陽光の4万円は出ない)
- 中古品・リース品
- リース・PPA契約で、機器の所有者が申請者本人以外の場合
- 太陽光パネルの取り換え(ただし、増設で発電量が増え、蓄電池も設置する場合は対象)
- 蓄電池の取り換え
- ポータブル蓄電池
- 電気自動車を蓄電池として使うもの(V2H)
逆に、カーポート型の太陽光は対象、FITでも非FITでも申請可能です。太陽光込みで住宅を購入した場合は、設備の金額の内訳が証明できれば対象になります。
補助は「同一住宅につき、同一設備は1回まで」、申請は「単年度に1回まで」です。1回の申請で複数の設備を出すことはできます。
申請できる人
- 2026年4月1日〜12月31日に対象設備を設置した方
- 申請日に、富谷市の住民基本台帳に記載されている方
- 富谷市内で居住する住宅、または自分が住むために新築する住宅に、設備を新規に設置または増設した方(店舗などの併用住宅を含み、長屋・共同住宅は除く)
- 市税等の滞納がない方
- 暴力団等の反社会的勢力と関係がない方
これから転居する住宅に設置する場合は、住民票を移してから申請するよう手引きに書かれています。
「設置した日」は、工事が終わった日ではありません
ここが、年末の工事でいちばん気をつけるところです。
太陽光の「設置した日」は、電力需給契約による電力受給開始日です。屋根にパネルが載り、配線が終わっても、東北電力ネットワークとの受給が始まっていなければ、まだ「設置した」ことになりません。蓄電池とエネファームは、保証書や領収書に書かれた引き渡し日です。
手引きのQ&Aは、申請の時期についてこう答えています。
設備の設置完了日(電力需給契約による電力受給開始日、保証書・領収書等に記載の引き渡し日)を確認の上、対応する申請受付期間中にお申し込みください。
そして2つの注意が付いています。
- 必ず設置(工事および支払い)が完了した後に申請すること
- 複数の設備を導入する場合は、最も遅い基準日に応じた期間に申請すること
太陽光と蓄電池を同時に設置する家では、蓄電池の引き渡しが12月でも、太陽光の受給開始が1月にずれれば、「最も遅い基準日」は1月です。この場合、太陽光の4万円も蓄電池の分も、令和8年度では出せません。
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ご主人
AIふどうくん12月31日までに受給開始できるか
東北電力ネットワークは、2026年度中にFIT認定を取るための低圧連系の申込期日を、10kW未満の太陽光で2026年10月16日としていました。国へ認定を申請するときに「接続の同意を証する書類」が要るため、電力会社側の検討の時間を見込んで置かれた期日です(詳しくはFIT申込期日10月16日を過ぎた方へ)。
この期日は「年度内(2027年3月末まで)の認定」のためのものなので、12月31日までの受給開始を約束するものではありません。年末の工事では、次の順で確かめてください。
- 東北電力ネットワークへの連系の申込みは、いつ出したか(または出すか)
- 受給開始の見込みは何月か
- 工事日と受給開始日のどちらが遅いか
申込みをこれから出す家は、12月中の受給開始を前提に段取りを組まないほうが安全です。受給開始が1月にずれた場合は、富谷市の令和8年度の補助は使えないことを、契約前に把握しておいてください。
第2期に出す書類と、工事中に撮っておく写真
申請は、交付申請書(様式第1号)に書類を添えて、富谷市企画部企画政策課へ持参または郵送します。必要な書類は次の8点です。
| 書類 | 太陽光+蓄電池 | 蓄電池のみ | エネファーム |
|---|---|---|---|
| (1)交付申請書(兼実績報告書)様式第1号 | ○ | ○ | ○ |
| (2)振込先の口座の通帳の写し(申請者本人のもの) | ○ | ○ | ○ |
| (3)設備の形式・出力等が確認できる書類の写し(メーカー・型番) | ○ | ○ | ○ |
| (4)設置費用の内訳が書かれた契約書の写し | ○ | ○ | ○ |
| (5)設置費用の領収書の写し | ○ | ○ | ○ |
| (6)設置場所・設置状態が確認できるカラー写真 | ○ | ○ | ○ |
| (7)電力会社との受給契約の締結が確認できる書類の写し | ○ | ○ | − |
| (8)申請事務代行者選任届(様式第2号) | 本人以外が申請する場合 | 同左 | 同左 |
出典:富谷市 申請の手引き「4.申請書類」
写真は「全体」と「銘板」の2種類
(6)の写真について、手引きは次のように求めています。
- 設備の全体を確認できるカラーの写真
- 太陽光の場合はパワーコンディショナの銘板、蓄電池・エネファームは型番・製造番号が確認できる銘板の写真も提出
- 不鮮明な場合は再提出を求めることがある
- 建物の構造上、全体写真が撮れない場合は設置状況が確認できる図面の写しで代える
屋根の上のパネルは、工事が終わると撮りにくくなります。工事中に施工店へ「全体の写真と銘板の写真を申請用に撮っておいてほしい」と頼んでおくと、1月に慌てずに済みます。
書類で止まりやすいところ
- 補助金の申請者と電力需給契約者が違う場合は、続柄が書かれた住民票謄本が必要です。
- 不備があると、補正が終わった時点で「提出があったもの」として扱われます。
- 不備を指摘されてから2週間たっても直らないと失格です。
- 書類の預かりや仮予約はありません。鉛筆・消えるボールペンで書かないでください。
予算と抽選。受付期間ごとに枠がある
富谷市は「受付期間毎に予算額を設定し、交付申請額が予算額を超えた時点で受付を終了します」としています。第2期には第2期の予算があります。
予算に達した日に複数の申請があった場合は、同じ日に窓口で受け付けた申請(郵送は当日消印有効)のうち、有効なものの中から抽選で交付を決めます。初日に出した人が有利になる「先着」とは少し違い、予算に達した日の申請どうしで抽選になるしくみです。
申請が受理されると、2週間を目途に交付(不交付)の決定通知が送られ、交付の場合は届け出た口座に振り込まれます。
なお、補助を受けた設備には財産処分の制限があります。耐用年数(太陽光17年・蓄電池6年・エネファーム6年)の間に設備を処分する場合は、事前に財産処分届(様式第5号)を出します。売却や撤去の予定がある家は、ここも知っておいてください。
国や宮城県の制度と、あわせて使えるか
手引きには「国や県における補助制度がある場合は、併用可能です」と書かれています。Q&Aでも、国のZEH支援事業の補助金をすでに受け取っていても、市の補助金は申請できるとしています。
宮城県のスマートエネルギー住宅普及促進事業補助金は、三次募集が2026年11月24日(火)〜12月4日(金)で、対象は2026年10月1日〜11月30日に受給契約・設置・引渡しをした設備です(宮城県の公式ページで2026年10月18日に確認)。富谷市の第2期と対象期間が重なるのは10月1日〜11月30日の設置分で、12月設置分は県の三次募集には入りません。県の制度の詳しい条件は宮城県の三次募集の記事にまとめています。
国・県・市を重ねるときの確認の順番は国と市の補助金の併用を申請前に確かめる3手順に書きました。市の制度は併用できても、国の制度側に条件があることがあります。
お住まいの市町村でいま使える制度は、当社が運営するソラカルテの宮城県の補助金一覧で確認できます。富谷市のように受付の窓が年に2回しか開かない制度は、受給開始日と窓の日付を並べて見るのがいちばん分かりやすい方法です。
よくあるご質問
太陽光だけを載せる予定です。富谷市の補助は出ますか。
出ません。太陽光の4万円は「定置用蓄電池と同時に設置されたものに限る」とされ、Q&Aでも「太陽光パネルのみの設置は対象外」です。蓄電池を同時に設置する場合に、太陽光の4万円と、同時設置の蓄電池を含めた申請になります。
11月に受給が始まる予定ですが、申請はいつ出せばよいですか。
第2期(2027年1月6日〜20日)です。10月1日〜12月31日に設置した設備は、第2期の受付期間に申請します。設置前の申請はできません。工事と支払いが完了してから、書類をそろえて出してください。
第2期の予算はいくらですか。
市のページと手引きに金額は書かれていません。「受付期間毎に予算額を設定し、交付申請額が予算額を超えた時点で受付を終了」とあるだけです。予算の執行状況は市のホームページで確認するよう案内されています。受付期間が2週間しかないので、初日に出せるよう書類を先にそろえておくのが現実的です。
まとめ
- 富谷市の令和8年度の補助金は、第1期(7月15日〜10月14日)が終了。第2期は2027年1月6日〜20日で、2026年10月1日〜12月31日に設置した分が対象
- 補助額は太陽光+蓄電池の同時設置で4万円、蓄電池のみ3万円、エネファーム3万円。太陽光のみ・中古・リース・V2H・取り換えは対象外
- 太陽光の「設置した日」は電力受給開始日、蓄電池・エネファームは引き渡し日。複数の設備はいちばん遅い日で期が決まる
- 2027年1月以降に設置(電力需給契約を締結)した設備は、令和8年度の対象外。年末の工事は、受給開始の見込み月を施工店に確かめる
- 書類は8点。全体の写真と銘板の写真を工事中に撮っておく。不備は2週間で失格、預かり・仮予約なし
- 予算は受付期間ごと。超えた時点で終了し、同じ日に複数の申請があれば抽選
- 国・県との併用は可能。宮城県の三次募集(11月24日〜12月4日・基準日10月1日〜11月30日)と対象期間が重なる
※本記事は2026年10月18日時点の情報です。受付状況・予算は変わることがありますので、申請前に富谷市の公式ページでご確認ください。
出典
- 富谷市「令和8年度富谷市太陽光発電等設置支援補助金」(2026年6月19日更新) https://www.tomiya-city.miyagi.jp/kurashi/kankyou/5fce22d4372e76a747c8d7cf439a1add8b30333a.html
- 富谷市「令和8年度富谷市太陽光発電等設置支援補助金 申請の手引き」(PDF) https://www.tomiya-city.miyagi.jp/uploads/pdf/de6c362dca56f7b0994c49f19f90958791e5b6e0.pdf
- 宮城県「スマートエネルギー住宅普及促進事業補助金」(三次募集の受付期間と対象期間) https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kankyo-s/smart-energy.html
- 東北電力ネットワーク「再生可能エネルギー発電設備の系統連系について」(2026年度中のFIT認定取得にともなう低圧連系の申込期日) https://nw.tohoku-epco.co.jp/consignment/renew/
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監修・執筆:株式会社ファナス 代表取締役 不藤政次|宮城県・福島県・山形県・岩手県・秋田県・青森県・新潟県の各市町村で太陽光発電・蓄電池・V2H・エコキュートを施工販売。無料相談はこちら
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