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京セラの太陽光パネルの型番の見方|KT450W-108NL4Bは450W、末尾のBは黒フレーム。東北で確かめる雪の工法と保証【2026年版】

京セラ KT450W-108NL4Bの型番の見方|太陽光パネル(東北)
ご主人
見積書に「KT450W-108NL4B」が12枚とある。450は何の数字だ?
AIふどうくん
京セラの仕様表では、KT450W-108NL4Bの公称最大出力は450Wです。型番の数字と同じです。12枚なら、450W×12枚÷1,000で5.4kWです。
奥様
末尾の「B」は? うちは雪も多いのよ。
AIふどうくん
製品仕様書では、Bは黒フレーム仕様、Bのない型番は耐塩害性強化仕様です。雪については、標準の取り付けは垂直積雪量が1m以上の地域には設置できません。雪の多い地域では、多雪地域向けの工法になるかを施工する会社に確かめてください。

※登場人物はイメージです。

先に結論

  • 京セラの住宅用パネル(エコノルーツ)は、公式の仕様表で型番の数字が公称最大出力(W)と同じです(KT450W-108NL4B=450W、KT250W-60NL4B=250W、KT410W-108HL4B=410W、KT230W-60HL4B=230W、防眩仕様のKT240G-60NL4B=240W)。
  • 施工店向けの製品仕様書では、末尾が「B」は黒フレーム仕様、Bのない型番(KT450W-108NL4など)は耐塩害性強化仕様です。「108」「60」はパネル1枚のセルの数で、施工店向けの資料には「矩形108セル」と書かれています。
  • 東北で確かめたいのは雪です。標準の取り付け(ECONOROOTS type L)は、製品仕様書で垂直積雪量1m以上の多雪地域には設置できないとされています。雪の多い地域には、多雪地域向けのラックシステム(垂直積雪量250cm、瓦屋根は150cmが保証の線)やキャッチ工法(垂直積雪量150cm以下)があり、屋根材と勾配で使える工法が決まります。
  • 保証は、無償の標準保証(機器10年・自然災害10年・出力20年)と、有償のトリプル保証(機器15年・自然災害15年・出力25年。リーフレットではパネルの機器保証を25年と分けて記載)です。長期保証申込書は、お引き渡しから1年以内に販売店へ出します。有償のトリプル保証は、お引き渡しまでに申し込む必要があり、引き渡し後に追加することはできません。

京セラのKT450W-108NL4Bは、1枚450Wのパネルです。型番の最初の数字が、そのまま1枚の出力になっています。

この記事では、2026年11月3日に、京セラの公式サイトの製品ページと仕様表(PDF)を開き、あわせて当社が施工店として持っている京セラの製品仕様書・工事説明書を読んで、型番から分かることと、東北の家で確かめることを整理しました。メーカー希望小売価格も公式の仕様表に載っていますが、この記事では価格は扱いません。

当社は特定のメーカーをおすすめする立場ではありません。ここでの目的は、見積書の型番を読者が自分で確かめられるようにすることです。同じメーカーの蓄電池は、京セラ エネレッツァの型番の見方で書いています。

京セラの太陽光パネル エコノルーツ N型TOPCon技術搭載製品の製品画像。大きい長方形のパネルと、小さい正方形に近いパネルの2種類

▲ 出典:京セラ株式会社 公式製品ページ(製品情報/エコノルーツ N型TOPCon技術搭載製品)

京セラの太陽光パネルの型番の見方の図解。型番の数字は1枚の出力(W)。1枚のW×枚数÷1000で合計のkWになる。末尾の記号は枠の色や仕様の違い。雪が多い地域は専用の工法になる

▲図解:型番の数字は出力、末尾は枠の色と仕様。雪の多い地域は専用の工法を確かめる

型番の数字は、1枚の公称最大出力

京セラの住宅用パネルの型番は「KT」で始まり、そのあとの数字が、公式の仕様表の公称最大出力(W)と同じです。

公式の製品ページに載っている住宅用の製品は、2026年11月3日時点で「エコノルーツ N型TOPCon技術搭載製品」「防眩仕様太陽光パネル N型TOPCon技術搭載製品」「エコノルーツ」「多雪地域向け太陽光発電システム P型PERC技術搭載製品」の4つです。それぞれの仕様表から、住宅用のパネルを並べます。

型番 出力 変換効率 寸法(mm) 質量 フレーム
KT450W-108NL4B 450W 22.5% 1,762×1,134×35 25.4kg 黒
KT450W-108NL4 450W 22.5% 1,762×1,134×35 25.4kg シルバー(受注生産)
KT250W-60NL4B 250W 22.0% 1,134×1,000×35 15.2kg 黒
KT240G-60NL4B 240W 21.1% 1,134×1,000×35 15.2kg 黒(防眩仕様)
KT410W-108HL4B 410W 21.00% 1,722×1,134×35 25.4kg 黒
KT410W-108HL4 410W 21.00% 1,722×1,134×35 25.4kg シルバー(受注生産)
KT230W-60HL4B 230W 20.76% 1,134×977×35 15.0kg 黒

出典:京セラ「屋根置型太陽電池モジュール(ECONOROOTS®用)仕様表」(KT450W-108NL4(B)・KT250W-60NL4B/KT410W-108HL4(B)・KT230W-60HL4B)、「防眩仕様太陽光パネル 仕様表」(KT240G-60NL4B)。出力は公称最大出力、変換効率はモジュール変換効率です。上の3つ(KT450W・KT250W・KT240G)は「N型TOPCon技術搭載製品」と防眩仕様のページ、下の3つ(KT410W・KT230W)は「エコノルーツ」のページに載っています。表記の数値は、IEC 61215で規定するAM1.5、放射照度1,000W/㎡、モジュール温度25℃での値です。フレームの色と受注生産は仕様表の記載によります(KT240G-60NL4Bのフレームの色は、施工店向けの製品仕様書の「防眩仕様/黒フレーム仕様」によります)。

見積書のkWは、1枚のW×枚数÷1,000で確かめられます。KT450W-108NL4Bが12枚なら5.4kW、KT250W-60NL4Bが6枚なら1.5kWです。大きさの違うパネルを組み合わせているときは、型番ごとに計算して足します。

末尾の記号と、真ん中の数字

型番の後ろ半分は、次のように読めます。

  • 「108」「60」:パネル1枚のセルの数。施工店向けの工事説明書と製品仕様書には「矩形108セル」と書かれています。同じ450Wと410Wでも、108セルのパネルは寸法が違います(1,762mmと1,722mm)
  • 末尾の「B」:黒フレーム仕様。KT450W-108NL4Bの製品仕様書の表紙には「黒フレーム仕様」とあります
  • 末尾に「B」がない:耐塩害性強化仕様。KT450W-108NL4の製品仕様書の表紙には「耐塩害性強化仕様」とあり、公式の仕様表ではフレームがシルバーで、受注生産と書かれています
  • 「W」の代わりに「G」:防眩仕様のパネル(KT240G-60NL4B)。公式の製品ページでは、ガラスの表面に凹凸をつけて反射光を散らす「防眩仕様太陽光パネル」として載っています
  • 「NL4」と「HL4」:NL4の型番は「N型TOPCon技術搭載製品」のページに載っています。HL4の410Wは「エコノルーツ」のページに載り、施工店向けの多雪地域向けラックシステムの製品仕様書で、対象のパネルとして「KT□□□W-108HL4B(矩形108セル)」が指定されています

ただし、「B」「G」「NL4」などの文字そのものが何の略かは、今回確認した資料には書かれていませんでした。同じ450Wでも、BとBなしでフレームの色と塩害への強さが違うので、見積書の型番は末尾まで、仕様表と照らし合わせてください。


東北で確かめるのは「垂直積雪量1m」の線

京セラの施工店向け資料では、雪についての条件が、取り付け方(工法)ごとにはっきり書かれています。

標準の取り付け(type L)は、垂直積雪量1m以上の地域には設置できない

KT450W-108NL4Bの標準の取り付け(ECONOROOTS type L)の製品仕様書には、屋根材ごとに使える勾配と、パネルにかけてよい荷重が載っています。

屋根材 取り付け金具 固定のしかた 使える勾配 正圧(雪・風が押す力)
化粧スレート S直金具 垂木に固定 3寸以上10寸まで 1,500Pa以下
化粧スレート S直金具 野地板に固定 2.5寸以上10寸まで 2,000Pa以下
アスファルトシングル S直金具 垂木に固定 1.5寸以上10寸まで 1,500Pa以下
アスファルトシングル S直金具 野地板に固定 1.5寸以上10寸まで 2,000Pa以下
縦葺き板金 B直金具 垂木に固定 0.3寸以上10寸まで 1,500Pa以下
縦葺き板金 B直金具 野地板に固定 0.3寸以上10寸まで 2,000Pa以下
横葺き板金 Bショートラック 野地板に固定 2.5寸以上10寸まで 2,000Pa以下
和瓦・平板瓦 K縦ラック 垂木に固定 4寸以上10寸まで 2,000Pa以下

出典:京セラ「ECONOROOTS TOPCon108セル用 製品仕様書」(KSS-SP-02997-1・施工店向け資料)。負圧はいずれも2,000Pa以下。

同じ製品仕様書には、次のように書かれています。

  • パネルの表面にかかる積雪荷重は、上の表の正圧以下にする
  • 建築基準法施行令第86条による垂直積雪量が1m以上となる多雪地域には設置できない
  • 積雪深さ30cm以下の地域では、雪止めの付いた仕様を必ず使う。30cmを超える地域では、必要に応じて雪止め付きを使う
  • 雪止めの無い仕様は、パネルに積もった雪が滑り落ちることが前提で、お客様が落雪を了承した場合だけ設置できる。軒下に通路があるなど、落雪で人や物に被害が出るおそれのある屋根面には設置できない
  • 雪止めの性能と、落雪による物損・人的被害は保証の対象外
  • 金具を野地板に固定する方式は、築10年以内の家にだけ設置できる(垂木に固定する方式には、この年数の条件はない)
  • 過去に冬に「すがもれ」(軒先にできた氷の堤で融けた水がせき止められ、屋根の中へしみ込むこと)が起きた家には設置できない。すがもれが起きやすい地域では、軒先側の融けた水がたまる範囲を避けて金具を付ける

お住まいの地域の垂直積雪量は、市町村が定めています。見積書の工法が「type L」で、お住まいの垂直積雪量が1m以上なら、その組み合わせは製品仕様書の条件に合いません。落雪の行き先の考え方は、太陽光を載せた屋根は、雪が滑りますで書いています。

雪の多い地域は「多雪地域向け」の2つの工法

京セラは2024年12月25日に、パネルの裏面を支持金具で支える固定方法で、垂直積雪量最大2.5mまで設置できる多雪地域向けの太陽光発電システム(410Wのパネル)を2025年3月から販売すると発表しています。発表では、垂直積雪量は屋根材や勾配、設置工法によって異なるとしています。

施工店向けの資料では、108セルのパネル用に、次の2つの工法が用意されています。

工法 使える屋根材と勾配 雪の条件(製品仕様書の記載)
多雪地域向けラックシステム 縦葺き板金 0.3〜3.5寸/横葺き板金 2.5〜5.5寸(B嵩上げ金具方式)、和瓦・平板瓦 4.0〜5.5寸(K瓦金具方式) パネル表面の積雪荷重7,500N/㎡以下(瓦屋根は4,500N/㎡以下)。垂直積雪量が250cm(瓦屋根は150cm)を超える地域では、積雪荷重によるパネルと架台の破損は保証の対象外
多雪地域向けキャッチ工法 縦葺き板金(立平葺き)0.3〜3.0寸。板厚0.35mm以上、ハゼのピッチなどに条件あり 積雪荷重4,500N/㎡、かつ垂直積雪量150cm以下

出典:京セラ「ECONOROOTS 108セル用多雪地域向け 製品仕様書」(KSS-SP-02943)、「多雪地域向けキャッチ工法(太陽電池モジュール1722×1134×35用)製品仕様書」(KSS-SP-02944)。いずれも施工店向け資料。対象のパネルは「KT□□□W-108HL4B」「KT□□□-108HL4B」(矩形108セル)。

どちらの製品仕様書にも、積雪量によっては表の勾配でも設置できない場合があると書かれています。あわせて、次のような条件があります。

  • 屋根の端からパネルまで300mm以上離す。壁の中心線より外側には置かない
  • 谷になる場所と、下屋(1階の屋根など、上から雪が落ちてくる屋根)には設置しない
  • パネルの下になる雪止め金具は撤去する(ラックシステムでは、パネルの下になる雪止め瓦も普通の瓦に替える)
  • パネルの表面は滑りやすく、設置した屋根面からは雪が勢いよく落ちる。軒下に人が入る屋根面や、隣地・道路に雪が落ちる屋根面には設置できない
  • 屋根の上にできる巻き垂れ・雪庇が原因の破損は、保証の対象外
  • ラックシステムの工事説明書では、パネルの長辺の半分だけずらす並べ方はできない
  • ラックシステムも、金具を野地板に固定する場合は築10年以内の家だけ
  • ラックシステム・キャッチ工法とも、過去に冬にすがもれが起きた家には設置できない

つまり、雪の多い地域では、パネルの型番だけでなく、どの工法で、どの屋根面に、何枚並べるかで、載せられるかどうかが決まります。見積書に工法の名前が書かれているか、お住まいの垂直積雪量に合っているかを、施工する会社に書面で確かめてください。

海の近くは、末尾の「B」も確かめる

KT450W-108NL4B(黒フレーム仕様)の標準の取り付けの製品仕様書には、海岸からの距離ごとに設置できる地域が表になっています。外海に面する地域では、海岸から100m未満は、このパネルの仕様上設置できないとされています(50m未満は岩礁隣接地域、50〜100mは重塩害地域)。東北では、青森県東通村から山形県鶴岡市までの日本海側が、北海道と並んで別の行に分けられています。

Bのない型番(KT450W-108NL4など)は、製品仕様書で「耐塩害性強化仕様」とされています。海の近くの家で見積書の型番に「B」が付いていたら、お住まいの場所の区分で設置できるかを、施工する会社に確かめてください。


保証:標準保証とトリプル保証

公式サイトの「長期保証」には、次の2つが載っています。

保証 機器 自然災害 出力
標準保証(無償) 10年 10年 20年
トリプル保証(有償) 15年 15年 25年

出典:京セラ「長期保証」(公式サイト)。いずれもお引き渡し日から数えます。

ただし、トリプル保証のリーフレット(2025年5月時点)では、機器保証が「モジュール機器保証25年」と「モジュール以外機器保証15年」に分けて書かれています。公式サイトの「機器15年」と書き方が違うので、パネルの機器保証が何年になるかは、契約前に保証書の見本か保証規定で確かめてください。

トリプル保証のリーフレットでは、出力保証の線が、お引き渡しから10年後までは公称最大出力の81%、20年後までは72%、25年後までは67.5%と書かれています。

保証を受けるための条件として、公式サイトには次のことが書かれています。

  • お引き渡しのあと1年以内に、長期保証申込書を販売店へ出す。出さないと、機器保証は1年間になり、出力保証と自然災害保証は受けられない。1年を過ぎてからの申し込みはできない
  • トリプル保証は、別にトリプル保証申込書も必要

トリプル保証の申し込みの期限は、これとは別です。公式サイトから開けるトリプル保証のリーフレットには、完成引渡日までにトリプル保証の申し込みが必要で、引き渡し後の追加申し込みはできないと書かれています。トリプル保証にするかどうかは、契約から引き渡しまでのあいだに決めて、申し込みまで済ませてください。

  • 京セラ所定の施工研修を終えた人(施工ID保持者)が、指定の工法で施工すること

見積もりの段階で、施工する会社が京セラの施工IDを持っているか、どの工法を使うかを確かめてください。長期保証申込書とトリプル保証申込書を誰がいつ出すかは、契約のときに決めておいてください。出力保証の数字の読み方は、太陽光の出力保証25年は何を保証しているかで説明しています。


見積書で確かめる5つのこと

  1. 型番の数字:1枚の公称最大出力(W)。1枚のW×枚数÷1,000で合計のkWを出し、見積書のkWと合うか
  2. 型番の末尾:B(黒フレーム)かBなし(耐塩害性強化仕様)か、WかG(防眩)か。108と60のどちらか。仕様表と末尾まで一致しているか
  3. 雪の工法と家の条件:お住まいの垂直積雪量が1m以上なら、標準の取り付け(type L)ではなく、多雪地域向けのラックシステムかキャッチ工法になっているか。屋根材と勾配が工法の条件に入っているか。野地板に固定するなら築10年以内か。過去にすがもれが起きていないか、屋根材や野地板が傷んでいないか。雪止めの有無と、落雪の行き先
  4. 海からの距離:外海に面した地域で海岸から100m未満なら、黒フレーム仕様(B)の450Wは仕様上設置できない。型番と設置場所の区分が合っているか
  5. 保証の条件:施工する会社が施工ID保持者か。標準保証かトリプル保証か(トリプル保証は引き渡しまでに申し込む)。パネルの機器保証が何年か(保証書の見本で確かめる)。長期保証申込書をお引き渡しから1年以内に出す段取りになっているか

型番だけでは分からないことが見積書に残っていれば、当社が運営するソラカルテの見積書AI診断で、記載内容を確かめられます。


よくあるご質問

「KT450W-108NL4B」の450は何ですか?

京セラの仕様表で、KT450W-108NL4Bの公称最大出力は450Wです。KT250W-60NL4Bは250W、KT410W-108HL4Bは410W、KT230W-60HL4Bは230Wで、型番の数字と公称最大出力が一致しています。

雪の多い地域でも載せられますか?

標準の取り付け(ECONOROOTS type L)は、製品仕様書で、垂直積雪量1m以上の多雪地域には設置できないとされています。雪の多い地域向けには、多雪地域向けラックシステム(積雪荷重7,500N/㎡以下、瓦屋根は4,500N/㎡以下。垂直積雪量250cm、瓦屋根は150cmを超える地域では積雪による破損は保証の対象外)と、多雪地域向けキャッチ工法(縦葺き板金で垂直積雪量150cm以下)があります。どちらも屋根材・勾配・設置場所に条件があり、積雪量によっては設置できない場合があります。また、どの工法も、過去に冬にすがもれが起きた家には設置できません。お住まいの垂直積雪量で、どの工法になるかを施工する会社に確かめてください。

「KT450W-108NL4B」と「KT450W-108NL4」は同じパネルですか?

どちらも450Wで寸法も同じですが、製品仕様書では、Bの付くほうが黒フレーム仕様、Bの付かないほうが耐塩害性強化仕様です。公式の仕様表では、Bの付かないほうはフレームがシルバーで、受注生産です。


まとめ

  • 京セラの住宅用パネル(エコノルーツ)は、仕様表で型番の数字=公称最大出力(W)。1枚のW×枚数÷1,000でシステムのkWが出る
  • 「108」「60」はセルの数、末尾の「B」は黒フレーム仕様、Bなしは耐塩害性強化仕様、「G」は防眩仕様。文字が何の略かの説明は見つからないので、型番は末尾まで照合する
  • 雪の地域では、標準の取り付けは垂直積雪量1m以上の地域に設置できない。どの工法も過去にすがもれが起きた家には設置できず、野地板に固定するなら築10年以内。多雪地域向けのラックシステム(250cm、瓦屋根は150cmが保証の線)とキャッチ工法(150cm以下)があり、屋根材・勾配・設置場所で使えるかが決まる
  • 海の近くでは、黒フレーム仕様の450Wは外海に面した地域の海岸から100m未満に設置できない
  • 保証は標準保証(機器10年・自然災害10年・出力20年)とトリプル保証(機器15年・自然災害15年・出力25年。リーフレットではパネルの機器保証を25年と分けて記載)。長期保証申込書はお引き渡しから1年以内、トリプル保証の申し込みはお引き渡しまで。施工ID保持者による指定工法の施工が条件

ランキングや優劣ではなく、見積書に書かれた型番を、自分で確かめるための記事として読んでください。ほかのメーカーの型番の書き方は、長州産業・シャープ・Qセルズ Re.RISEの記事で整理しています。

※本記事は2026年11月3日時点で、京セラ株式会社が公開している製品ページ・仕様表・ニュースリリース・保証のページと、施工店向けの製品仕様書・工事説明書にもとづいています。仕様・保証は変わることがあります。製品ページと資料で表記が異なる場合は、販売店とメーカーに確かめてください。

出典

その見積書、本当に妥当ですか?(ソラカルテ)

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