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蓄電池を付けると、契約アンペアを上げないといけない——これは正しくありません|分電盤・主幹ブレーカー・「片相」の話を、東北電力の公式資料とメーカー仕様で整理する【東北・2026年版】

蓄電池で契約アンペアは上げる?分電盤と主幹ブレーカーの話

先に結論
蓄電池を付けたら契約アンペアを上げる、という決まりはありません。上げるかどうかは「同時に使う電気の量」の計算で決まります。
東北電力の目安は「100W=約1A」。蓄電池が電気を使うのは充電のときだけで、多くの機種は1.5〜5.9kWです。
決まりがあるのは分電盤の側です。主幹ブレーカーを3P3Eの逆接続可能型にする(二次側連系のとき)、単相2線式200Vの発電設備には東北電力ネットワークの技術要件がある、停電時の出力は「片相」ごとに上限がある。
見積りで聞くのは「一次側か二次側か」「主幹を換えるか」「空き回路はあるか」「契約アンペアは誰が計算したか」「自立時に片相で何kVAか」の5つです。

蓄電池を付けると、契約アンペアを上げないといけない——これは正しくありません。

正しくは「上げないといけない家もあれば、上げなくてよい家もある。どちらかは計算で決まる」です。決まりごとのように言われることが多いのですが、東北電力の公式資料を読むと、契約アンペアは「同時に使う電気の量」で選ぶものであって、機器を1つ足したら自動的に上がるものではありません。

一方で、分電盤の側には本当に決まりごとがあります。主幹ブレーカーの種類、太陽光・蓄電池をつなぐ位置、電力会社の技術要件、停電時に片側の回路で出せる上限。前回のブレーカーが落ちたときの初動(記事105)で「主幹漏電ブレーカーと太陽光発電用ブレーカーは別物」と書きましたが、今回はその分電盤の中身を、契約アンペアの話と切り分けて整理します。

契約アンペアは「同時に使う量」で決まります

まず、東北電力の公式ページに書かれている契約アンペアの考え方をそのまま引きます。

「ご契約アンペアの数字は、同時に使用できる電気の量を表しています。同時にどれだけの家電製品をご使用になるかが、ご契約アンペアを選ぶ際のポイントです。」(東北電力「ご家庭のアンペアチェック」)

従量電灯Bでは10・15・20・30・40・50・60アンペアから選び、基本料金がそれぞれ330円〜1,980円(税込・月)です。目安の計算は、東北電力のよくあるお問い合わせにあるとおり「100W=約1A」。冬の夕食時など、いちばん電気を使う時間帯に同時に動く機器のワット数を足して、100で割ればアンペアの目安が出ます。

契約アンペア 基本料金(円/月・税込)
10A 330円
15A 495円
20A 660円
30A 990円
40A 1,320円
50A 1,650円
60A 1,980円

もう1つ、東北で効く決まりがあります。契約は年間契約が基本で、「1年間で最も多く電気をお使いになるときにあわせて」契約する、と公式ページに書かれています。一時的なアンペア変更は基本的に受け付けていません。つまり、東北の家の契約アンペアは、冬の夕方に合わせて決まっているということです。

住宅外壁の全景。壁掛けのパワーコンディショナと地面に据えた蓄電池

▲ 当社施工事例:壁のパワーコンディショナと屋外の蓄電池


蓄電池が「電気を使う側」になるのは、充電のときだけです

蓄電池は、放電しているときは家に電気を出す側です。契約アンペアの「同時に使う量」を増やすのは、電力会社の電気で充電しているときだけです。太陽光の余剰で充電している昼間は、電力会社から見れば電気を使っていません。

では、充電のときにどれくらい使うのか。メーカーの公式仕様から2社を引きます。

メーカー・機種 公式仕様の数字
オムロン KPBP-Aシリーズ(蓄電池ユニット) 定格出力 2.5kW(6.3・6.5kWh)/4.0kW(9.7・9.8kWh)/5.0kW(12.7・13.0kWh)/5.9kW(16.4kWh)
ファーウェイ LUNA2000 S0(5・10・15kWh) 入出力定格電力 1.5kW/3kW/4.5kW、AC充電時間 約3.3時間/約5時間/約7.5時間

「100W=約1A」の目安に当てはめると、2.5kWで約25A、4.5kWで約45A、5.9kWで約59Aです。数字だけ見ると大きく感じます。ここで、上の「同時に使う量」に戻ります。

  • 深夜に充電する運用(安い時間帯の電気を貯めて朝夕に使う)なら、充電している時間帯は家の他の機器がほとんど動いていません。契約アンペアの上限に当たるのは「同時に」使ったときだけなので、深夜充電なら、いまの契約のまま収まる家が多い
  • 夕方に充電する運用(翌日の悪天候に備えて天気予報連動で貯める、停電に備えて常に満充電を保つ)だと、IH・エアコン・エコキュートの沸き増しと重なります。このときは計算が要る
  • 充電の電力そのものを絞れる機種もある(上の表の「定格」は上限で、実際に何kWで充電するかは設定や機種で違います)

つまり、「蓄電池を付けたら契約アンペアを上げる」ではなく、「蓄電池をいつ充電する設定にするか」と「そのとき何が同時に動くか」で決まります。見積りの段階で、施工店に「充電は何時に、何kWで行う設定にしますか」「その時間に家で何が動きますか」を一緒に計算してもらってください。

なお、契約アンペアを変えること自体は、東北電力の公式ページによれば「既存のアンペアブレーカーを取外し、スマートメーターにご契約アンペアを設定」する作業で、工事の費用は通常無料です。ただし「お客さまの設備状況(屋内配線の容量が小さいなど)によっては、工事ができない」ことがあり、その場合は有料の屋内配線工事が要ります。60アンペアを超えると従量電灯Cになり、こちらも屋内配線工事が要ります。古い家では、契約アンペアより先に屋内の配線の太さが上限になることがあります。


分電盤の側には「決まり」があります——主幹ブレーカーは3P3E

契約アンペアは計算で決まりますが、分電盤の側には決まりごとがあります。パナソニックの住宅分電盤のFAQに、はっきり書かれています。

「内線規程にありますように、住宅分電盤と太陽光発電システムを連系する場合、主幹ブレーカは3P3Eの逆接続可能な漏電ブレーカを、使用する義務があります。ただし、既設住宅分電盤で太陽光用ブレーカを一次側連系する場合は、主幹ブレーカは、3P2Eのままで、ご使用いただけます。」(パナソニック FAQ「太陽光発電対応の住宅分電盤で、主幹ブレーカを3P3Eにする理由」)

理由も同じFAQに書かれています。「電流値が不均衡になって、中性相(N相)にも電流が流れる恐れがあるため」です。

少しだけ説明します。家の電気は「単相3線式」といって、100Vの回路が2つと、その真ん中の中性線(N相)の3本で入ってきています。ふつうの使い方では、2つの100V回路の電流の差ぶんだけが中性線に流れます。ところが太陽光や蓄電池が家の中から電気を流し込むと、2つの回路の電流の向きや大きさがそろわなくなり、中性線に、外側の線より大きな電流が流れることが起こりえます。3P2Eの主幹ブレーカーは中性線の過電流を検知しません。だから3P3E(3極とも過電流で切れる)にする、という話です。

東北電力ネットワークの系統連系技術要件(低圧・2025年4月1日実施)にも、同じ趣旨の条文があります。

「単相3線式の電気方式に連系する場合であって,負荷の不平衡と発電設備等の逆潮流により中性線に負荷線以上の過電流が生じるおそれがあるときは,発電設備等および負荷設備等の並列点よりも系統側に,3極に過電流引き外し素子を有する遮断器を設置していただきます。」(20 過電流引き外し素子を有する遮断器の設置)


「一次側連系」と「二次側連系」——つなぐ位置で、主幹を換えるかが変わります

上のFAQの「ただし」の部分が、実際の見積りでいちばん効きます。太陽光・蓄電池をつなぐ位置には2つのパターンがあり、パナソニックの「太陽光発電用ブレーカ接続方法例(内線規程抜粋)」がそのまま整理しています。

パターン つなぐ位置 主幹ブレーカー 太陽光(蓄電池)用ブレーカー
一次側連系(主幹一次渡り) 契約ブレーカーと主幹ブレーカーの間 3P2E型の中性線欠相保護付き漏電ブレーカーでよい 3P3E型または3P2E型の逆接続可能型漏電ブレーカー
二次側連系 主幹ブレーカーの下(分岐ブレーカーと同じ側) 3P3E型の中性線欠相保護付き漏電ブレーカー(逆接続可能型)に換える 3P3E型または3P2E型

見積りの違いはここに出ます。

  • 一次側連系は、既設の分電盤の主幹をそのまま使えます。そのかわり、太陽光・蓄電池用のブレーカーを分電盤の外に置くことが多く(パナソニックのFAQでも「1次側の盤外に設置」)、計測用のCTの追加が要ります
  • 二次側連系は、分電盤の中の分岐回路の空きに連系ブレーカーを置きます。パナソニックのFAQでは「3回路分×2箇所の空きスペース」(2台の場合)が要る、と書かれています。空きが無ければ分電盤ごと交換になり、そのとき主幹は3P3Eに換わる
  • 二次側連系用の連系ブレーカーは30A・40Aが標準品で、50Aは特注(パナソニック FAQ)。蓄電池の出力が大きい機種を選ぶと、ここが引っかかることがあります

「分電盤の交換が見積りに入っています」と言われたら、一次側か二次側かを聞いてください。一次側で済む家なのに分電盤ごと換えている見積りもあれば、空き回路が無くて二次側では入らない家もあります。どちらが正しいかは、分電盤のふたを開けて空きを数えれば分かります。

見積りの分電盤まわりで聞く5つ
①一次側連系か、二次側連系か
②主幹ブレーカーを換えるか(3P3E逆接続可能型になるか)
③分岐回路の空きはいくつあるか(二次側なら3回路分)
④契約アンペアは、誰が・どの時間帯で計算したか
⑤停電時(自立運転)の出力は、片相で何kVAか

屋外の基礎ブロックに据えた蓄電池2台とパワーコンディショナ

▲ 当社施工事例:蓄電池2台とパワーコンディショナ


単相2線式で系統につなぐ機種は、電力会社の要件がもう1つあります

もう1つ、見落とされやすい決まりがあります。多くの家庭用蓄電池は、系統連系のときは単相2線式(200V)で家の単相3線式につながります。オムロンの公式仕様には、電気方式が「連系運転時:単相2線式(単相3線式配電線に接続)」と書かれています。

東北電力ネットワークの技術要件は、この形の連系にこう条件を付けています。

「発電設備等の電気方式は,次の場合を除き,連系する系統の電気方式(交流単相2線式・単相3線式・三相3線式・三相4線式)と同一としていただきます。(中略)(2) 単相3線式の系統に単相2線式200ボルトの発電設備等を連系する場合に,受電点の遮断器を開放したときなどに負荷の不平衡により生じる過電圧に対して逆変換装置を停止する対策,または発電設備等を解列する対策を行なう場合」(4 電気方式)

条文の趣旨は、こう読めます。家の受電点のブレーカーが開いたとき(停電・点検・主幹が落ちたとき)、家の中の負荷が2つの100V回路で偏っていると、200Vでつながっている機器の側から見て片方の100V回路に過電圧がかかる。だからそのときにパワーコンディショナを止めるか、切り離す対策が要る——これは機器メーカーが仕様で満たしているのがふつうで、読者が自分で何かする話ではありません。ただし根は主幹3P3Eの話と同じで、家の2つの100V回路のバランスが、太陽光・蓄電池を入れると設計の項目になります。


停電時の出力は「片相」ごとに上限があります

ここまでは系統につながっているときの話でした。停電して自立運転に入ると、別の上限が出てきます。片相ごとの出力です。

V2Hの記事(記事100)で、ニチコン・デンソーのV2Hの自立運転が「6.0kVA未満(片相3kVA未満)」と書きました。蓄電池も同じ構造です。オムロンの公式仕様では、自立運転時の電気方式と定格出力はこうなっています。

自立運転時 電気方式 定格出力
単機能/ハイブリッド 単相2線式 2.0kVA
ハイブリッド(トランスユニット接続時) 単相3線式 4.0kVA

つまり、トランスユニットを付けて家の分電盤ごと(全負荷)自立運転にすると、合計4.0kVAを、2つの100V回路に振り分けることになります。IH・エアコン・エコキュートのような200V機器は両方の回路をまたいで使いますが、100Vの機器(冷蔵庫・照明・テレビ・電子レンジ)はどちらか片方の回路につながっています。片方の回路に100V機器が集中していると、停電時にそちらだけ先に上限に当たります。

「停電時に何が動くか」は、全負荷型と特定負荷型(記事19)何を何時間動かせるか(記事18)で書きましたが、そこにもう1つ「どの機器が分電盤のどちら側につながっているか」が加わります。これは分電盤の回路表を見れば分かることで、施工店が現地調査で確認する項目です。「片相で何kVAまでですか」「冷蔵庫と暖房は同じ側ですか、別の側ですか」と聞いてください。


東北で、この話が効く場面

契約アンペアと分電盤の話が、東北で具体的に効く場面を3つ挙げます。

1. 冬の夕方に充電が重なる家。東北の契約アンペアは冬の夕方に合わせて決まっています(年間契約・最も使う時期)。そこに「翌日の悪天候に備えて夕方に充電する」設定が重なると、100W=1Aの計算で25〜59Aが上乗せされます。IH・エアコン暖房・エコキュートの沸き増しが同時に動く家では、契約アンペアではなく屋内配線の容量が先に上限になることもあります。充電の時間帯を深夜に寄せるか、契約を見直すか、どちらが得かは料金プランの記事(記事47)とあわせて計算してください。

2. 築年数が古く、分電盤に空きが無い家。二次側連系には3回路分の空きが要ります。空きが無ければ分電盤ごと交換になり、主幹は3P3Eになります。これは追加工事ではなく、内線規程が求めている形に直す工事です。一次側連系で済むかを聞く価値はありますが、分電盤が古くて中性線欠相保護も無いなら、交換したほうが家のためです。

3. 全負荷で停電に備えたい家。東北の停電対策は「冬の暖房が動くか」に尽きます。トランスユニットで単相3線式の自立運転にしても、片相ごとの上限があります。エアコン暖房(200V)と冷蔵庫(100V)と照明(100V)を同時に動かしたとき、100V側のどちらに何がつながっているかで、動くものが変わります。現地調査で回路表を確認してもらってください。

当社が運営するサイト「ソラカルテ」では、蓄電池の見積書を無料でAI診断できます。分電盤交換や主幹ブレーカー交換の項目が入っている見積りが、この記事の一次側・二次側のどちらの話なのかを確かめる材料として使ってください。

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よくある質問

Q1. 太陽光を付けたら、契約アンペアは下げられますか。

A. 太陽光で昼間の買電が減っても、契約アンペアは「同時に使う量」で決まるので、下がるとは限りません。東北電力の公式ページにも「ご契約アンペアを下げた場合、基本料金は下がりますが、電力量料金の単価は同じなので、合計金額が下がるとは限りません」とあります。冬の夕方(太陽光が発電していない時間帯)に同時に使う量が変わらなければ、契約もそのままです。

Q2. 主幹ブレーカーを3P3Eに換えると言われました。本当に必要ですか。

A. 二次側連系なら、内線規程で求められている形です(パナソニックのFAQは「使用する義務があります」と書いています)。一次側連系なら、既設の3P2Eのままで使えます。「どちらの連系ですか」と聞けば、必要かどうかがその場で分かります。パナソニックのFAQによれば、既設の分電盤でも主幹漏電ブレーカーだけを3P2Eから3P3Eに交換できる機種があります。

Q3. 停電のとき、蓄電池があるのにIHが動きませんでした。故障ですか。

A. 故障とは限りません。単相2線式の自立運転(2.0kVAなど)では200V機器は使えず、トランスユニットで単相3線式にしても片相ごとに上限があります。IHは200Vの機器で、取扱説明書の定格を自立運転の定格出力と見比べると、超えていることがめずらしくありません。「自立運転時の定格出力」と「片相の上限」を取扱説明書で確認し、停電時はIHより先に冷蔵庫・照明・暖房の順で使う、と決めておくのが現実的です。


まとめ

  • 契約アンペアは「同時に使う電気の量」で決まる(東北電力)。目安は100W=約1A、契約は年間で最も使う時期に合わせる。蓄電池を付けたら自動的に上がる、という決まりはない
  • 蓄電池が電気を使うのは充電のときだけ。定格は機種で1.5〜5.9kW(=約15〜59A相当)。深夜充電なら収まる家が多く、夕方充電なら計算が要る
  • 分電盤の側には決まりがある。二次側連系なら主幹ブレーカーは3P3Eの逆接続可能型(内線規程)、一次側連系なら既設の3P2Eのまま。理由は中性線に過電流が流れうるから(東北電力ネットワーク技術要件20も同じ)
  • 単相2線式200Vで系統につなぐ機種は、受電点の遮断器が開いたときの過電圧対策が要件(技術要件4)。家の2つの100V回路のバランスが設計項目になる
  • 停電時の出力は片相ごとに上限がある(オムロンは2.0kVA/トランスユニットで4.0kVA)。冷蔵庫と暖房がどちら側の回路にあるかで、動くものが変わる
  • 見積りで聞くのは5つ:一次側か二次側か/主幹を換えるか/空き回路の数/契約アンペアを誰がどの時間帯で計算したか/片相で何kVAか

契約アンペアは電力会社との約束、主幹ブレーカーは内線規程、片相の上限はメーカー仕様。3つとも別の決まりです。まとめて「アンペアを上げる」と言われたら、どの決まりの話かを分けて聞いてください。

※本記事は2026年9月15日時点の公開資料にもとづいています。契約アンペアの基本料金・変更の扱いは東北電力の従量電灯B、技術要件は東北電力ネットワークの低圧の要件を引用しています。他のエリア・他の料金プランでは扱いが異なります。機器の仕様は機種・世代で異なるので、お手元の取扱説明書と施工店の説明を優先してください。

出典

施工会社がつくった、見積書のセカンドオピニオン。(ソラカルテ)

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監修・執筆:株式会社ファナス 代表取締役 不藤政次|宮城県・福島県・山形県・岩手県・秋田県・青森県・新潟県の各市町村で太陽光発電・蓄電池・V2H・エコキュートを施工販売。無料相談はこちら

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