エコキュートの型番の「46」は460Lです|容量・薄型・フルオート/給湯専用・高圧まで、型番で分かること・分からないことを5社の公式資料で確かめる【東北・2026年版】

ご主人
AIふどうくん
奥様
AIふどうくん※登場人物はイメージです。
先に結論
- 5社とも、型番の中の2桁の数字がタンク容量です(37=370L、46=460L)。
- 型番の記号の意味を公式に説明しているのは、三菱電機(総合カタログ「形名の見方」)と日立(FAQ「システム型式の調べ方」)です。
- パナソニック・ダイキン・コロナは公式の説明がなく、製品一覧から読める傾向にとどまります。
- 記号の意味はメーカーごとに違うので、同じ文字でも他社の型番に当てはめないでください。
SRT-S467UZ の「46」は、タンク容量460Lを表します。
これは三菱電機の総合カタログ(2025年11月版)に載っている「形名の見方」に書かれていることです。同じページには、ほかの文字の意味も並んでいます。「U」はハイパワー給湯、「Z」は薄型です。
型番は、見積書・保証書・本体の銘板のどこにでも出てきます。読み方が分かれば、見積書の機種が、自分が説明を受けた機種と同じかを、家にいながら確かめられます。
ただし、型番の読み方はメーカーごとに違います。この記事は、2026年10月21日に5社の公式資料(三菱電機・日立・パナソニック・ダイキン・コロナ)を開いて、型番で分かること・分からないことを分けて整理したものです。寒冷地仕様の文字(K・H)は、エコキュートの寒冷地仕様は型番で分かる(記事173)に書いたので、この記事では容量・形・給湯方式・圧力を扱います。
どのメーカーも「2桁の数字」がタンク容量です
まず、5社に共通していることから書きます。型番の中にある2桁の数字が、タンク容量です。
| メーカー | 370Lの例 | 460Lの例 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 三菱電機 | SRT-S377U | SRT-S467U | 総合カタログ「形名の見方」に説明あり |
| 日立 | BHP-F37XD | BHP-F46XD | FAQ「システム型式の調べ方」に説明あり |
| パナソニック | HE-S37LQS | HE-S46LQS | 公式の製品一覧の品番と容量から |
| ダイキン | EA377AFV | EA467AFV | 公式の製品一覧の品番と容量から |
| コロナ | CHP-37AZ2 | CHP-46AZ2 | 公式の製品一覧の品番と容量から |
出典:各社の公式カタログ・FAQ・製品一覧(2026年10月21日確認)
三菱電機の「形名の見方」では、タンク容量の数字が「55:550L、46:460L、43:430L、37:370L、30:300L、18:177L」と並んでいます。日立のFAQにも「次の数字(②)はタンクの容量を表します」とあります。

▲図解:数字は容量。記号の意味はメーカーごとに違うので、公式資料で確かめる
容量の数字は、見積書の確認でいちばん役に立ちます。370Lと460Lのどちらにするかを話し合ったのに、見積書の型番の数字が違っていたら、その場で施工店に聞けます。容量の選び方そのものは、370Lと460Lの選び方(記事135)にまとめています。
三菱電機は「形名の見方」をカタログに載せています
5社の中で、型番の記号の意味をいちばん細かく公式に出しているのは三菱電機です。総合カタログ(量販店用・2025年11月)に、例として「SRT-P K 46 7 U B Z D M -BS」を分解した表があります。
| 位置 | 意味 | 記号 |
|---|---|---|
| ❷ 機種 | 給湯の方式 | P・S・V・B・W:フルオートW追いだき/C:エコオート/N:給湯専用 |
| ❸ 仕向地 | 寒冷地か | K:寒冷地/記号なし:一般地 |
| ❹ タンク容量 | 容量 | 55・46・43・37・30・18 |
| ❺ シリーズ番号 | 年度 | 7:25年度モデル/6:22年度モデル |
| ❻ ハイパワー給湯対応 | 圧力 | U:ハイパワー給湯/記号なし:高圧力型 |
| ❽ 本体形状 | 形 | Z:薄型/記号なし:角型 |
| ❾ エマージェンシーストップ機能 | 機能 | D:有り |
| ❿ 本体形状 | 高さ | M:ローボディ(低背型) |
| ⓫ 特定専用仕様 | 仕様 | BS・BS2:耐塩害仕様 など |
出典:三菱電機 総合カタログ 量販店用(2025年11月)「形名の見方」
この表を使うと、冒頭の SRT-S467UZ は「Sシリーズのフルオート、一般地、460L、25年度モデル、ハイパワー給湯、薄型」と読めます。
三菱電機の型番で、先に見るところ
- 「SRT-」の次の文字で給湯方式(C=エコオート、N=給湯専用)。
- その次に「K」があれば寒冷地仕様。
- 末尾近くの「Z」は薄型、「U」はハイパワー給湯。
ただし、カタログの説明は現行のシリーズについてのものです。シリーズ番号は年度で変わるので、古い機種の型番にそのまま当てはまるかは、取扱説明書で確かめてください。
日立は、タンクの型式からシステム型式を調べる方法を出しています
日立は、FAQ「システム型式の調べ方を教えてください。」で、型番の組み立てを説明しています。
例:システム型式:BHP-FW37SDK、貯湯ユニット型式:BHP-TAW37SK の場合
先頭の「BHP-」はそのまま固定します。
次の貯湯ユニット型式の「TA」は、システム型式からは削除します。(TAはタンクを表しています。)
次のローマ字(①)はラインアップ(エコキュートの種類)を表します。
次の数字(②)はタンクの容量を表します。
出典:日立グローバルライフソリューションズ「システム型式の調べ方を教えてください。」
日立の型番で役に立つのは、取扱説明書や保証書が見つからなくても、タンクの銘板の型式からシステム全体の型式が分かることです。FAQの表では、ラインアップの記号が種類を表し、たとえば「FS」が薄型のフルオート、「Z」が給湯専用とされています。公式の製品一覧でも、薄型のシリーズは BHP-FS37XH・BHP-FS46XH のように「FS」で始まります。
奥様
AIふどうくんパナソニック・ダイキン・コロナは、公式の説明がありません
ほかの3社は、型番の記号の意味を公式に説明したページが見つかりませんでした。パナソニックの機種一覧表(PDF)にも「全ての品番の先頭に『HE-』がつきます」とあるだけです。
そこで、公式の製品一覧に載っている品番と、その製品ページの説明を並べると、次のような傾向が読み取れます。メーカーの公式な説明ではないので、型番だけで判断せず、製品ページで確かめてください。
| メーカー | 給湯方式(一覧の例) | 本体の形(一覧の例) | 圧力(一覧の例) |
|---|---|---|---|
| パナソニック | HE-J37LQS(フルオート)/HE-J37LSS(セミオート)/HE-J37LZS(給湯専用) | 型番の記号ではなく、シリーズ名で薄型を表示(HE-H37LQS・HE-W46LQS) | HE-J37LQS(高圧)/HE-JU37LQS(ウルトラ高圧)/HE-WU37LQS(パワフル高圧) |
| ダイキン | EA377AFV(フルオート)/EA377ASV(オート)/EA377AV(給湯専用) | EA377AFTV・EA467AFTV(薄型) | 型番の記号では分からない。シリーズで分かれる |
| コロナ | CHP-37AZ2(フルオート)/CHP-37SAZ2(オート)/CHP-37NZ2(給湯専用) | 薄型のページに CHP-E372AZ2・CHP-E462AZ2 など | CHP-E37AZ2(高圧力パワフル給湯)/CHP-37AZ2(高圧力) |
出典:パナソニック・ダイキン・コロナの公式製品一覧・製品ページ(2026年10月21日確認)
ここで気をつけたいこと
- 同じ「S」でも、三菱電機ではフルオートのシリーズ、パナソニックやダイキンの一覧ではセミオート・オートの品番に出てきます。
- 1つのメーカーの読み方を、ほかのメーカーの型番に当てはめないでください。
型番では分からないこと
ここまでで分かるとおり、型番だけで全部は分かりません。公式資料を見て「型番では見分けられない」と言えるのは、次のところです。
- パナソニックの薄型:型番の共通の記号ではなく、シリーズ名で表示されています
- ダイキンの圧力:型番の記号ではなく、シリーズで分かれています(公式ページでは、パワフル高圧給湯のシリーズと、高圧給湯のシリーズがあります)
- 日立の圧力の段階:型番に圧力の段階を表す記号はありません。公式の表では「水道直圧」かどうかの区別があります
- 古い機種:三菱電機・日立の説明が、昔の機種にもそのまま当てはまるかは確認できていません
型番で見分けられないところは、製品ページの仕様欄か、取扱説明書の仕様表で確かめるのが確実です。
見積書の型番で、施工店に確かめること
- 型番の2桁の数字が、話し合ったタンク容量と同じか。
- フルオート・オート・給湯専用のどれか。
- 薄型か角型か(置き場所の奥行きに合うか)。
- 寒冷地仕様か(東北の多くの地域で大事な点)。
東北で型番を見るときの順番
東北でエコキュートの型番を見るときは、次の順番がおすすめです。
- 寒冷地仕様の文字があるか。三菱電機・日立・コロナは「K」、ダイキンは「H」、パナソニックは「寒冷地向け」の表示で確かめます(記事173)
- 2桁の数字(タンク容量)が、話し合った容量と同じか
- 給湯方式と本体の形が、説明を受けた機種と同じか
- 見積書・保証書・本体の銘板の型番がそろっているか
寒冷地仕様を最初に見るのは、東北では容量や形よりも、まず冬の外気温で使えるかが前提になるからです。
見積書の型番と金額の組み合わせが妥当かは、当社が運営するソラカルテの見積書AI診断でも確かめられます。停電のときにお湯が出るかどうかも型番(年式)で変わるので、停電中にエコキュートのお湯は出るか(記事176)もあわせてご覧ください。
よくあるご質問
型番の数字が「46」なのに、カタログには「460L」と書いてあります。同じ意味ですか。
同じです。三菱電機の「形名の見方」では「46:460L」、日立のFAQでも「次の数字(②)はタンクの容量を表します」と説明しています。パナソニック・ダイキン・コロナも、公式の製品一覧では同じ並びになっています。
薄型かどうかは、型番で分かりますか。
メーカーによります。三菱電機は「Z:薄型」と公式に説明しています。日立は「FS」で始まるシリーズが薄型です。パナソニックは型番の記号ではなくシリーズ名で表示しているので、製品ページで確かめてください。
取扱説明書をなくしました。型番はどこで分かりますか。
本体(タンク)の銘板に型式が書かれています。日立のFAQでは、取扱説明書・保証書が無いときに、貯湯ユニットの型式からシステム型式を調べる方法を案内しています。
まとめ
- 5社とも、型番の中の2桁の数字がタンク容量(37=370L、46=460L)
- 三菱電機は総合カタログに「形名の見方」があり、C=エコオート、N=給湯専用、K=寒冷地、U=ハイパワー給湯、Z=薄型などと説明している
- 日立はFAQで、タンクの型式からシステム型式を調べる方法と、ラインアップ・容量の記号を説明している
- パナソニック・ダイキン・コロナは公式の説明がなく、一覧から読めるのは傾向まで。製品ページで確かめる
- 記号の意味はメーカーごとに違う。他社の読み方を当てはめない
- 東北では、寒冷地仕様 → 容量 → 給湯方式と形 → 見積書・保証書・銘板の一致の順に見る
※本記事は2026年10月21日時点の情報です。型番の体系は年度やシリーズで変わることがあります。最新の情報は各メーカーの公式サイトでご確認ください。
出典
- 三菱電機 総合カタログ 量販店用(2025年11月)「形名の見方」(PDF) https://dl.mitsubishielectric.co.jp/dl/ldg/wink/wink_doc/contents/doc/WEB_CATA/S1795CB072B/data/target.pdf
- 三菱電機 エコキュート Sシリーズ https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/product/s/index.html
- 日立グローバルライフソリューションズ「システム型式の調べ方を教えてください。」 https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/kyutou/q_a/a33.html
- 日立グローバルライフソリューションズ エコキュート ラインアップ https://kadenfan.hitachi.co.jp/kyutou/lineup/
- パナソニック エコキュート ラインアップ https://sumai.panasonic.jp/hp/lineup/
- パナソニック エコキュート 機種一覧表(PDF) https://sumai.panasonic.jp/hp/topimg/dotokisyu.pdf
- ダイキン エコキュート ラインアップ https://www.ac.daikin.co.jp/sumai/alldenka/ecocute/lineup
- コロナ エコキュート 製品一覧 https://www.corona.co.jp/eco/products/index.html
- コロナ エコキュート 薄型タイプ https://www.corona.co.jp/eco/thin/index.html
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監修・執筆:株式会社ファナス 代表取締役 不藤政次|宮城県・福島県・山形県・岩手県・秋田県・青森県・新潟県の各市町村で太陽光発電・蓄電池・V2H・エコキュートを施工販売。無料相談はこちら
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